お子様のために早目の治療が効果的
子どもの歯には、
・食べ物を噛む
・大人の歯のはえるスペースを確保する
という二つの重要な役割があります。ですので、お子様の歯に虫歯ができた場合、いずれはえ替わる子どもの歯であっても、きちんと治す必要があります。
むし歯を放置しておくと、お口の中が汚くなり、まだはえていない大人の歯に、虫歯菌が広がることもあります。その結果、食べ物を効率良く噛めなくなったり、大人の歯のはえるスペースを確保できなくなり、永久歯の歯並びに悪影響を与えてしまうことが多くあります。
また、虫歯は大きくなるほど処置が難しくなり、お子様にかかる負担は大きくなっていきます。虫歯は小さいうちに治したほうが、治療も少なくすみ、結果的にはお子様にとっても楽になります。
お子様のうちに予防措置&矯正を
虫歯の予防処置は、その効果と有効性が実証されています。
特にはえたての歯は、まだ歯質が未成熟なため軟らかく、虫歯になりやすいのではえた直後に予防処置を行うことは、とても有効です。
また、子どものうちに矯正を行なって、大人になった時の歯の美しさ、ケアのしやすさを保っておくことも重要であると言われています。
▲前歯の並ぶスペースが足りないため乱立しています
▲拡大床(取り外し矯正装置)により、前歯の乱立が改善しました